| 大きなコンパスで・・・ | |
| 中学の時に、私が体験したお尻叩きのお話です。 数学の授業では、教科書やノートなど忘れ物をすると、自分の席で立たされたまま授業を受けることになっていました。 授業の内容が図形になった時、次の授業から三角定規、分度器、コンパスを持ってくることになっていたのですが、かなり多くの人が忘れ物をしてしまいました。 普段はただ立たされるだけですが、その日は忘れ物をした人があまりに多かったため、「気が抜けてるなぁ〜今日はビシッと気合い入れてやる！」ということで、その日はお尻叩きが追加されることになってしまいました。 先生は、黒板用の大きなコンパスを手に取り、ゴルフの素振りをするみたいに勢いよく振っていました。 「忘れ物した人出てきなさい。」と先生が言うと、ぞろぞろと忘れ物をした人たちが立ち上がり、教卓から続く教室の真ん中の通路に列ができ始めました。 私もコンパスを忘れてしまったので、その列に並ばなければなりません。 しかし、私は恥ずかしさからなかなか席を立つことが出来ず、周りに同じように忘れた人はいないかと、少しの間様子を伺っていました。 残念ながら、たまたま私の席の近くには忘れ物をした人がいなかったようで「叩かれるの？なになに？！」とみんな興味津々で周りをキョロキョロしていました。 そんな状況だったので私はかなり目立つ感じで、ますます席を立ちづらくなってしまいましたが、列の最後になって全員に注目されながらお尻を叩かれるのはもっと恥ずかしいと思い、慌てて私も列に並びました。 先生は一人ずつ何を忘れたのかを聞き、忘れ物の数だけ黒板用の大きなコンパスでお尻を叩いていきました。 私はコンパスを忘れたので1発・・・お尻叩きにドキドキする気持ち半分、恥ずかしさ半分で並んでいました。 いよいよ私の番になり、「コンパスを忘れました。」と先生に伝えると、「じゃあ1発だな。」と言われ、 ついに叩かれる！と身構えました。 ところが、先生はすぐには叩かず「ん？お前、数学の係だったよな？」と声をかけてきました。 私はその教科の連絡係をしていて、授業の前日に先生のところへ行って連絡事項を聞き、クラスに伝える役をしていたのです。 もちろんその前日も、先生から直接「三角定規、分度器、コンパスを持ってくるように。」という話を聞き、私がクラスにお知らせしていました。 その係なのに忘れ物をするとは何事だ！ということで、私は1発追加され、2発のお尻叩きとなってしまいました。 教卓の前で、みんなにお尻を向けた状態で、大きなコンパスでバシッ！バシッ！・・・ すごく痛いわけではありませんでしたが、ジンジンとした痛みがお尻に残りました。 みんなの前で叩かれたことがなんだか恥ずかしく、また同じように叩かれた人が周りにいない自分の席に戻ることも恥ずかしく、全身がカーッと熱くなるような感覚でした。 その後は自分の席で立たされたまま授業を受け、叩かれてジンジンするお尻を見られているような気がして、授業の間ずっと恥ずかしい気持ちでいっぱいでした。 これが、学校で私が体験した唯一のお尻叩き・・・今思い返すと、胸がほんわかドキドキする、恥ずかしくもありちょっと嬉しい（？）思い出です。 |
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| 今回の体罰レポートについて （Y'z） | |
| おお・・・。（＾＾；） お尻叩きのお仕置きの後、立ったまま授業ですか。。。汗 これ、とても恥ずかしそうですね。。。（＾＾；） コーナータイムっぽいです。。。汗 ドキドキですね。（＾＾） それにしても、ちょっと嬉しい思い出って。笑 まぁ、お気持ちはわかりますが。（＾＾） |